PIXTA「働く障害者イメージ素材」特集ページ内、導入バナーに採用されたよ!

働く視覚障害者女性ブレイルメモイラストpixta イラスト

株式会社ミライロさま監修:PIXTA「働く障害者イメージ素材」特集ページの導入バナーにことりちゃんのイラスト素材が採用されました。

働く視覚障害者女性ブレイルメモイラストpixtaこんにちは!素材サイトPIXTAにてイラスト素材を出しています、ことりちゃんです!

この度、PIXTAの特集ページ「働く障害者イメージ素材」の中で、

イラスト素材「ビジネス オフィス」素材にリンクするバナーに、私のイラスト素材を採用していただきました〜〜〜!!すごく光栄です!!チョー驚いた!!!

ぱふぱふ〜〜〜♪

素材のサイトはこちらです。

「働く障害者イメージ素材」

サイト内のこの部分です〜〜

働く障害者イメージ素材PIXTAイラスト

<引用>

PIXTAでは、「介護色の強い」「ネガティブな」イメージだけではない、
「働くことにポジティブなイメージのある」「当事者の方にも親しみを持っていただきやすい」
障害者関連素材を提供することで、企業様や自治体様の障害者雇用促進の一助となれたらと考えています。
今回は、株式会社ミライロが持つ障害のある当事者視点から適切なシーンやポージングの監修を受けることで、
時代ニーズにマッチした安心して購入できる素材を取り揃えました。

と、書かれています。

働く障害者素材は、PIXTAの登録クリエイターさんが、株式会社ミライロさん(以下ミライロ)の講習「ユニバーサルマナー講座」を受け、作った素材をミライロで監修し合格したものが販売されています。

株式会社ミライロさんは、ユニバーサルデザインや障害者向け事業のコンサルで業界を牽引している会社です。

ちゃんと審査があって、合格した素材ということですね!

講習内容は、

介護資料や、障害者雇用などに写真・イラスト素材を使用する際、違和感や間違った認識の素材が多いことなどから、ユニバーサルマナーの紹介や、使用に問題ない素材に対する知識、ニーズに合った素材作りのことなどでした。

講習を受けてないと、車椅子の絵がおかしいところや、目の不自由な人の白杖の使用状態など、何が違うのか、そもそも気づくことができませんでした。

イラストを描くにあたり、現在の障害者雇用ニーズを意識することにもつながり、非常に有意義で為になりました。

ダイバーシティという言葉も改めて調べてみたりしましたね。

今回の特集ページに関しては、ニュースのサイトPR TIMESでも、プレスリリースがされています。

PIXTA×株式会社ミライロ「働く障害者イメージ素材」約1,000点の販売を開始

株式会社ミライロさんってどんな会社?

実はことりちゃんは3年ほど前からミライロを知っていて、会社のサイトを見に行ったり、youtubeを見たり、関心を持っていました。

ミライロさんのオフィシャルサイトはこちら >

建物の設計段階からコンサルに入って、ユニバーサルデザインの視点から、誰もが使いやすい施設を作り上げていく動画を見たのですが、当事者でないとわからないということをビジネスにしている!と衝撃を受けました。

極端に言えば、障害をビジネスにする…何か、触れてはいけないことのように思ってしまっていたんですね。

国籍、性別、年齢、身体特性や能力など、それぞれ違う個性を、価値に転換していく、ミライロさんの企業理念である「バリアバリュー」は、とてもポジティブなイメージです。

それからは駅で白杖を持っている人で慣れていないような方を見かけたら、積極的に声をかけるようにしています。

余談ですが、

大阪の玄関口の一つである新大阪駅は、ものすごく使いにくい駅だなーと通るたびに思います。

・在来線から新幹線へ乗り換える改札がわかりにくい

・大阪駅に出るのにどの線に乗ればいいのかわかりにくい

・地下鉄に乗り換える標識がわかりにくい

・外に出ればバス乗り場や道路がボコボコすぎて歩きにくく、雨の日は水たまりだらけ

行政の課題ですね。

すご〜く難しかった!!イラスト制作

ミライロさんが講習とイラスト監修されるということで、張りきって作った素材です。

もともと遅筆なのですが、身近に車椅子の参考になるものがなく、モデルを探すのにめちゃくちゃ大変でした!!!

ネットで調べまくったんですが、障害の程度や、使用状況によって車椅子の種類が違います。

みんな同じ機種を使っているわけではないのですね。当たり前ですよね。

例えば病院で患者さんを押している車椅子と、車椅子バスケットボールの選手が乗っている車椅子は全然ちがいますよね。

私のイラストの目標は、通勤やオフィスで、おしゃれも仕事も楽しんで、はつらつと働いている車椅子の女性でした。

とても軽そうでスポーティーなものや、スポークを使っている車輪、どれが正しいということはなく、車椅子にも個性があるのだと知りました。

では、どんな車椅子に乗っている女性が正解なのかしら??

特に難しかったのが、足を置いている場所に後ろに巻き込まないためのレッグサポートが見あたらない車椅子や、手押し用の介助ブレーキと車輪横のブレーキの関係性。

ブレーキはどちらも付いているものなのか?または、どちらか一個のものが存在するのか?

車輪横のブレーキはどうなってブレーキがかかるのか、調べまくってもいまだによくわからず、また、ネット上の写真では、黒っぽくてどうなっているのか見えなくて、イラストにおこすのに苦労しました。

元々のPIXTA認定素材の趣旨が、正しいイラストを販売するということでしたので、大幅なデフォルメしたものは避けようと、なるべく忠実に再現して、かつ、パンフレットやサイトの素材として使いやすいものを目指さないといけません。

実際、車椅子で働くオフィス素材は、ミライロさんの審査で一度リジェクト(不合格)され、再提出したものが合格になりました。

時代のニーズに合った素材を作る

車椅子女性のオフィス素材は、社員証を首から下げています。

後ろに見えているオフィスの入り口は、社員が入るためのロックシステムが使われており、上場しているような企業で働く人のイメージで作りました。

ただ、ダイバーシティという概念は、大企業だけではないと思います。

中小企業や個人のお店でも今後は大なり小なり出てくるでしょう。

ネットショップで働いているイメージ

こちらのイラストは、ECショップで働く同僚二人が、朝のミーティングで、今日の納期などを確認しているイメージで作りました。

視覚障害者がメモをとるのに使うのはブレイルメモという機械です。

タイピングでメモをとり、点字文書の作成、メモ録音もできるそうですよ。

筆談でのコミュニケーション

筆談に紙ではなく、あえて、電子メモパッドを使っているイラストにしました。

電子メモは、書いてすぐ消せる利点があります。

書いたものを保存できる商品もありますので、今後増えてくるのではないでしょうか。

お店で店員さんとお客様のコミュニケーションをとる場合などにもいいですね。

今後の課題

遅筆なのでしょうがないのですが、同じテイストの働く障害者イメージ素材をもっと作らないとな〜と考えています。

3つ作ったところで、もし、私が企業のリクルートサイトを作ろうと思っても、まだ素材が足りないです。

今後も使いやすい、はつらつと働く人のイラストを増やしていく予定です。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

ほなまた!

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